2007年5月17日(木)16:56

ルクセンブルク首相:EU憲法の合意は「可能だが不確実」

AFP

EU憲法をめぐる論争で、ルクセンブルクのジャンクロード・ユンケル首相は、合意は「可能だが確実ではない」との見方を表明した。ユーログループの長を務めるユンケル首相のこの発言は、パリの日刊紙「ルモンド」の金曜版に掲載されたもの。ユンケル首相はまたインタビューの中で、短縮版EU憲法条約という「最低限で済まそうとする誘惑」に負けてはならないと述べた。フランスのニコラ・サルコジ新大統領などが主張する「短縮版EU憲法条約」について問われたユンケル首相は、「意思決定手続きの簡素化で満足してはならない」。しかし私は「それがサルコジ氏の意図だ」とは思わない、と語った。

原題:Juncker: Einigung auf EU-Verfassung "moeglich, aber unsicher"




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